積極的に活動する

リタイア後の生活とは言っても、できるだけ長く働いて、お金にも長く働いてもらうようにしなければなりません。長く働き続けるということは、老後破産を回避するためには非常に重要です。
65歳から75歳までの10年間働いて、不足分の年間約65万7,000円を稼げるなら、必要貯蓄額も約1600万円まで減ります。働くことで退職までに貯めたお金を10年間は取り崩さなくて済むという可能性もあります。
お金を長く持たせることがとにかく重要で、人生100年時代といわれ、想定以上に長生きすることも視野に入れておかなければなりません。お金に長く働いてもらうというのも積極的な活動です。ただし、退職金が最初の運用金というのでは心許ないですから、やはり現役のうちから少しずつ運用を開始した方がいいでしょう。
お金を増やすのには、お金をどこに置くのか、その置き場所が非常に重要です。確定拠出年金制度やNISAも優先して上手に使いましょう。
余裕があるなら、投資をしておくことになります。投資と言えば株やFXなどあります。しかし、かなりの知識がないと、まとまった利益を上げるのは困難でしょう。
投資の初心者でも比較的簡単に投資ができるのは不動産でしょう。具体的な方法については、不動産会社に依頼すれば詳しく教えてもらえます。不動産投資なら、相続税の節税対策にも利用できます。長期的に運用できるので、老後破産の対策としてはお勧めです。
老後の生活対策は誰にでも必要になることですから、早いうちから取り組みたいものです。