老後破産の心配

現在は現役でも中高年になると老後のことが次第に気になってくると思います。これを読んでいるあなたはリタイアまでにあと何年でしょうか?そして、退職後の生活についてどのようなイメージを持っているでしょうか?悠々自適の生活でしょうか?
そういう人も確かにいると思いますが、心配な人の方が恐らくかなり多いのではないかと思います。定年退職後ともなると、次第に質素な細々とした生活になっていき、支出も半分以下に減らさなければならないだろうと思っていませんか。そのように思っている人はきっと多いと思います。
健康面も心配になるかもしれませんが、老後の心配はやっぱりお金のことでしょう。そもそも今まで長い間に身についた生活内容というのはそう簡単に変えられないものです。従って、現在の現役生活での生活費の7割程度はかかると考えた方がいいと思います。
長寿化はどんどん進んでおり、今や女性の4人に1人は95歳まで生きていますし、予想では2050年には98歳まで生きるとされています。もちろん老後破産などはしたくはありません。だからこそ正面から考えなければならないのです。
年金受給の年齢は次第に遅くなりますし、金額も減らされる傾向にあります。インフレが進むことで、モノの値段が高くなれば、苦労して貯めたお金の価値も減少してしまいます。リタイアまでにあとわずかになったとしても、遅くはありません。しっかりした対策をして老後破産を回避したいものです。